今やバラエティーで引っ張りだことなっている阿佐ヶ谷姉妹。
2018年に出版した阿佐ヶ谷姉妹二人が執筆したエッセイ「のほほんふたり暮らし」は2021年には文庫本も販売され、発行部数が計10万部を超え絶好調です。
そんな中、ついに「のほほんふたり暮らし」がNHKで連続ドラマ化され、2021年11月1日(月)夜10:45分~11:15までの時間帯で放送がスタートしています!
姉・渡辺江里子さん役がなんと木村多江さん、妹・木村美穂役を安藤玉恵さんが演じることが話題となっていますね。
よるドラ【#阿佐ヶ谷姉妹 ののほほんふたり暮らし】
\第1回場面写真を先行公開しました!/
11月1日(月)スタート、是非お楽しみに☀
毎週月曜[総合]よる10:45~11:15<全7回>#のほほん#木村多江 #安藤玉恵https://t.co/ARwPxcAdiO pic.twitter.com/eDg8Z5HR7z— NHKドラマ (@nhk_dramas) October 5, 2021
この記事では、ドラマの見どころや、原作「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」について詳しくお伝えしていきます。
「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」がドラマ化!見どころは?
画像出典:rubese systems
阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」は、姉・江里子さん役を木村多江さんが、妹・美穂さんを安藤玉恵さんが演じています。
どちらも演技力バツグンの女優さんであること、そして阿佐ヶ谷姉妹の再現度の高さから話題となっています!
第一話を見た感想は?
画像出典:yahoo news
第一話は阿佐ヶ谷姉妹がなぜ二人で一緒の部屋に住むことになったのかというエピソードをドラマ化していました。
冒頭のシーンでは姉の部屋に初めて泊まった美穂さんが朝目を覚まして、自分が今どこにいるのかわかっていないという設定から始まりました。
のんびりとしたBGM、姉妹の平和で他愛もないやり取り…ほのぼのしまくっているんですがその空気感がとても良いです。
その日は朝早くからバイトだった美穂さんは、姉に下着のパンツを借りました!
ちょっとビックリしましたが、それくらい気心の知れた間柄なんですね~。
画像出典:すぎなみ学倶楽部
中央線の阿佐ヶ谷駅から徒歩10分のところに江里子さんの家があり、美穂さんの家はそこからさらに15分ほど歩く必要があるため、美穂さんはだんだんお姉さんの家に入り浸るようになりました。
姉は、美穂さんがろくに自宅に帰りもしないので「家賃がもったいないから」などの理由から、「だったら一緒に住もう」と提案をしますが、美穂さんはなかなか「うん」とは言いません。
最終的には、姉が「美穂さんと住むと私が毎日楽しくなるから一緒に暮らしたい」とまるで恋人に告白するように告げるとやっと美穂さんは引っ越してくるのでした。
マイペースで気ままな猫のような妹のことが大好きでたまらない姉という関係性が面白いです!
また阿佐ヶ谷という町の「のほほん」感もたまりませんね。
画像出典:東京生活.com
《阿佐ヶ谷パールセンター商店街》
高円寺のサブカル感もなく、荻窪のファミリー感もない、のほほんとした町、阿佐ヶ谷。
江里子さんが引っ越しを繰り返しながらも長年阿佐ヶ谷に住み続けているのが分かるような気がしましたね。
「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」原作のエッセイはどんな感じ?感想は?
原作のエッセイでは、阿佐ヶ谷姉妹の姉江里子さんと妹美穂さんが交互にエピソードを書きつづっています。
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例えば江里子さんが最初に書いたエピソードは二人が暮らしていた東京・阿佐ヶ谷にあるアパートが「6畳1間の布団事情」です。
たった一つ、6畳の部屋があるだけの部屋に二人で6年も暮らしていた二人。
初めはお互いシングルのお布団で寝ていたのに、ある時から美穂さんの布団がセミ〇〇〇になってしまい…
続いて美穂さんが書いた2つ目のエピソードが「姉よ、そんなに私が好きなのか」と言うように、阿佐ヶ谷姉妹の事が好き、もしくは興味がある人だったら読んでみたくなるようなタイトルがどんどん続きます。
1つのエピソード当たり、5~6ページと短くてあっという間に読めてしまうので本が苦手な人でも、くすくす笑いながらさらりと読めてしまいそうです!
お二人が書いたエッセイが計28作書かれているのに加えて、江里子さん、美穂さんそれぞれが書いた30ページほどの短編も1作品ずつ加えられています。
お二人がエッセイを朗読している動画もありました。
阿佐ヶ谷姉妹が書いている読み物がもっと見たい!という方は、ブログをよむのもいいかもしれません。
「阿佐ヶ谷姉妹ブログ」を更新しているのは主に美穂さんです。
「のほほんふたり暮らし」がドラマ化されるのを喜んでいたり、日常生活などが垣間見えるブログとなっています。
阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし(エッセイ)を読んだ感想は?(ネタばれあり)
画像出典:文化通信
「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」は、幻冬舎のウェブサイトで阿佐ヶ谷姉妹の2人が交互にリレー形式でエッセイを書きつづったものを1冊にまとめた本です。
このエッセイを読むと姉・江里子さんと妹・美穂さんの関係性がよくよく伝わってきます。
長女気質で面倒見が良くて、大好きな妹といつも一緒に居たい姉と、ネコのようにマイペースで自分のテリトリーを守りたい妹。
姉にとって妹は97点の存在だけど、妹にとって姉は53点?!と想像以上に低いみたいです。
江里子さんは美穂さんに報われることのない片想いをしているみたいですね 苦笑
仕事も家もいつも一緒だと美穂さんは「えりこ過多」と表現して、仕事の帰り道は別々に出来るようにしたりと離れようとするのに対し、江里子さんは美穂さんに「撒(ま)かれないよう」意識したり…
画像出典:幻冬舎ゴールドオンライン
《阿佐ヶ谷の街》
そんな二人の阿佐ヶ谷の6畳一間のアパート暮らしが、ほのぼのとした空気感の中で展開され、40代女性ならではの白髪染め事情やファッションのこと、人情味あるご近所付き合いができる阿佐ヶ谷という町のぬくもりが伝わってきて面白いです!
同世代女性には特におすすめしたい1冊です。
群ようこさんの本がお好きな感じの方だったら、特に好まれそうなエッセイです。
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2人暮らしがそのまま続くと思いきや、6年の同居の後、江里子さんと美穂さんがなんと離れて暮らすようになるという展開で、ちょっぴり驚きましたね。
と言っても、二人の住んでいたお部屋の隣の部屋が空いたので、そこへ江里子さんがお引越しするという顛末(てんまつ)なのですが…
別々の部屋で暮らすようになってもお互いの部屋を行き来する仲のいい二人。
阿佐ヶ谷は、中央線沿線に比べて家賃の相場が比較的安いため、阿佐ヶ谷姉妹だけでなく「あばれる君」や「流れ星のTAKIUE」、「爆笑問題の太田光」、過去には「オードリーの春日」、「ニッチェの江上」など芸人がたくさん住んでいます。
爆笑問題の事務所タイタンの事務所も阿佐ヶ谷にありますが、阿佐ヶ谷に事務所を構えた理由は「家賃が安かったから」という理由なんだそうですよ。
阿佐ヶ谷の人は、芸人や芸能人などを見慣れているせいか、町で見かけてもほっといてくれるというのも芸人さんたちにとって阿佐ヶ谷が住みやすい町の理由の一つなんだとか。
阿佐ヶ谷姉妹の「のほほんふたり暮らし」を読んだり、ドラマを見て阿佐ヶ谷姉妹が好きになる人はもちろんのこと、阿佐ヶ谷という町のファンも増えそうですね!
今回は、阿佐ヶ谷姉妹のエッセイがドラマ化された「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」を見た感想などについてお伝えしました。
阿佐ヶ谷姉妹については、二人のプロフィールや性格などについて詳しくまとめた記事もあります。
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