今回紹介するのはピン芸人の劇団ひとりさん。
芸人としてバラエティに出演するだけでなく、その他の活動でもかなりの評価を得ています。
これまであまり知られていなかったプライベートな部分についても紹介します。
劇団ひとり、仕事は?マルチクリエイター
劇団ひとりさんはもともとコンビを組んでいました。
所属事務所は今も変わらず太田プロで、同期は有吉弘行さん、ビビる大木さん、ふかわりょうさんなどがいます。
2000年からはピン芸人として活動し、バラエティで大活躍。
今では深夜の大人気番組である「ゴッドタン」のメインMCとして多くの視聴者を楽しませています。
一方で、劇団ひとりさんは小説や絵本の執筆、ドラマや映画の脚本も手掛けています。
さらに自身の小説デビュー作「陰日向に咲く」は100万部を超えるベストセラーとなり、2008年に映画化されました。
また「青天の霹靂」は2010年に出版されると2014年に映画化、こちらも大ヒット作品となりました。
芸人の枠におさまらず、様々な分野で活躍していることから、「マルチクリエイター」と呼ばれている劇団ひとりさん。
直近ではNetflixオリジナル映画として「浅草キッド」の脚本、監督を務め、大人気の作品となっています。
ピン芸人としてここまでの活躍をしているのは、おそらく彼だけではないでしょうか。
現在はタレントの大沢あかねさんと結婚し、子供もいる一家の大黒柱。
これからもマルチに活躍して欲しいですね。
劇団ひとり、芸人としての収入だけでなく、印税もすごい
前述したように、自身が執筆した小説が大ヒットした劇団ひとりさん。
印税もかなりの額になったことが予想されています。
これまで劇団ひとりさんが書いた小説・エッセイ・絵本は以下の通りです。
劇団ひとり、これまで書いたのは9作品
小説4作品、エッセイ3作品、絵本2作品。
・青天の霹靂(小説:2010年出版)
・幸福論と。(小説:2012年出版)
・浅草ルンタッタ(小説:2022年出版)
・劇団ひとり カプチーノを飲みながら(エッセイ:2010年出版)
・そのノブはひとりの扉(エッセイ:2012年出版)
・パリン グリン ドーン(絵本:2022年出版)
さらにこれらの作品は全て2006年から2022年の14年間で出版されています。
芸人として多忙な生活を送りながら、これだけの作品を生み出しているのは「すごい」の一言ですね。
それぞれの作品の印税については公表されていませんが、あくまでも推定としてここでまとめていきます。
劇団ひとりの印税は?
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一番のベストセラーとなった「陰日向に咲く」は100万部を超えるミリオンセラーとなりました。
情報によれば、この作品での印税は約1億3000万円だといいます。
もうそれだけでもかなりの収入になりますよね。
さらに映画の興行収入は19.8億円と推定されています。
もちろん劇団ひとりさんの取り分は少ないですが、それでも数千万円を得ている計算になります。
印税の額は出版社と著者のあいだで決められるため、具体的にどれぐらいの金額が発生しているのかは分かりません。
そうだとしても、ここまで大成功している劇団ひとりさんは立派な「小説家」といえますね。
劇団ひとり、年収の予想額は?
小説家や脚本家として大活躍している劇団ひとりさんですが、本職は芸人。
もちろん芸人として数多くのバラエティ番組に出演しています。
劇団ひとりさんが出演している番組で、おそらく最も皆さんのイメージが強いのは「ゴッドタン」ではないでしょうか。
人気番組のMCとなると、一回の出演で約50万円がもらえるといわれています。
さらに一般的に、MC以外での番組出演は3〜5万円とされています。
劇団ひとりさんは年間にたくさんの番組に出演しています。
劇団ひとり、芸人としての年収は推定5,000万円
そのため、芸人としての仕事だけで年間5000万円ほど稼いでいるといわれています。
また劇団ひとりさんはCMの仕事もしています。
調べたところ、2022年のCMは8本だったそうで、一本を1000万円だと考えると、年間8000万円を稼いでいる計算になります。
芸人としての仕事とCMだけでも1億3000万円ほどを稼いでいるとされる劇団ひとりさん。
ここに映画やドラマ等の脚本・監督業の収入、そして書籍での収入が入ってきます。
劇団ひとり、個人年収は、推定1億5,000万円
劇団ひとりさんは、年収、約1億5〜6000万円ほどは稼いでいるのではないでしょうか。
劇団ひとりが天才と呼ばれる理由とは?
劇団ひとりさんのこれまでの活動や、それに伴う結果をみると誰もが「天才」と思うのは間違いありません。
芸人としても、そしてクリエイターとしてもこれだけの結果を残せる人がいないことがその理由です。
それぞれの道のプロでも成功するのはほんのひと握りしかいない世界で、二足のわらじで成功するのはすごいことですよね。
そんな劇団ひとりさんの才能について、有名な番組プロデューサーである佐久間宣行さんも称賛しています。
ひとり、名番組プロデューサー佐久間宣行から「天才」との賛辞も
ある取材で佐久間さんが思う「天才」についての話題になった際、名前をあげたのは劇団ひとりさんでした。
佐久間さんいわく、「人と違う行動をして、それを成功させている」ことがその理由なんだそうです。
芸人が小説を出して、大ヒットするケースは度々起きていますが、その先駆けが劇団ひとりさんでした。
そこに、佐久間さんは天才性を感じたんでしょうね。
ひとりのライブを佐久間プロデューサーは絶賛!
また、劇団ひとりさんを天才という理由について、「単独ライブ」のことも語っていました。
通常、芸人さんのライブは90分〜2時間のもので、ネタをやってトークをやって、というのが一般的。
しかし劇団ひとりさんのそれは全く違うというのです。
「5分間でネタをやって、30秒くらいで別の衣装に着替える。そしてまたネタをやる。」
この繰り返しで60分を使うといい、これは「かなりの力量がないとできない」と佐久間さんは語っていました。
最後に、天才の人の条件についてはこう語っています。
誰もやったことのないことに挑戦し続け、さらにそれぞれで結果を出している劇団ひとりさん。
佐久間宣行さんといえば、数々のバラエティ番組をヒットさせてきた天才です。
そんな凄腕の天才プロデューサーに「天才」と言わしめる劇団ひとりさん。
これからもどんな世界を私たちに見せてくれるのか楽しみですね。
劇団ひとり、実は人見知り?楽屋嫌い
いつも明るく、私たちを笑いで包んでくれるお笑い芸人さん。
しかし「プライベートでは暗い」「実は人見知り」という方もたくさんいます。
有名どころでいうと、オードリーの若林さん、麒麟の川島さんなどです。
以前放送された人気バラエティ番組、アメトークの「人見知り芸人」の回では、他にもたくさんの芸人さんが出演していました。
実は劇団ひとりさんがメインMCを務める「ゴッドタン」で、ひとりさんの人見知りにフォーカスした回があったのです。
それは2021年に放送された企画『劇団ひとりの壁を矯正しよう』でのこと。
すでに3年間一緒に番組に出演しているタレントの野呂佳代さんと朝日奈央さんからの証言は以下のようなものでした。
・ 収録後は猛スピードでスタジオを後にする。
野呂佳代さんも朝日奈央さんもその様子をモノマネで披露。
かなり盛ったトークであることは誰もがわかるものの、実際にそのような人見知りであることは確かだったそうです。
劇団ひとり、「ピりつく芸人ランキング」で一位に!
また、以前週刊誌が発表した「ピリつく芸人ランキング」では一位に選ばれたこともあります。
これはテレビ関係者50人に行ったアンケートの結果から導いたものですが、様々な理由が綴られていました。
テレビ関係者によると、劇団ひとりさんは、人が入ってくるのが落ち着かないという理由から「楽屋が嫌い」だそうです。
そのため、なんと自身のキャンピングカーで現地まで移動して、そのなかで過ごすこともあるそうです。
劇団ひとり、仕事がストイックすぎる?!
また、真面目な性格から現場ではストイックに仕事に取り組むそうで、若手芸人などが萎縮してしまうことも。
一匹狼的なところがあることで、周りが話しかけづらい空気になっていることもあるそうです。
ただし、実際に関わってみるとそんなことは全くない。というのも事実のようです。
いずれにしても「スタッフ泣かせ」と言われている劇団ひとりさん。
もしかするとその独特な世界観を持っているからこそ、多方面で活躍できるのかもしれませんね。
まとめ【劇団ひとり、年収は?天才肌で人見知り?】
今回は超実力派のピン芸人、劇団ひとりさんについてまとめていきました。
芸人だけでなく、クリエイターとして小説を書いたり脚本・監督を務めることもある劇団ひとりさん。
自分の得意分野で、しかも多方面に渡ってこれだけ結果を残しているのはとてつもないことですよね。
年収の予想や、実は人見知りな性格など、普段は知ることのできない情報に驚いた方もいるのではないでしょうか。
これからもどんな方法で私たちを楽しませてくれるのか、とてもワクワクしますね。
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